保険の見直し

定期保険とは

定期保険というのは一定期間の間だけを保障する保険です。保険料が安いので保障を厚くすることが出来ます。子供が誕生して独立するまでの保障や、年金生活に入るまでの働き盛りの保障に適しています。

定期保険には更新型と全期型があり、更新型は当初の保険料が安いですが更新する度に保険料があがっていきます。全期型は保険料が一定で、トータルでは安くなります。

ウチの場合、保障額の終身保険だけでは足りない部分、1500万円をあと15年ほど定期保険でカバーしなければなりません。 定期保険はもっと安いものがあるかも知れないと思って調べると、 健康体・非喫煙割引の定期保険や高額割引で安くなる定期保険、通販の定期保険が安かったです。

また解約返戻金を無くしたものも安いです。定期保険というのは満期を迎えると解約返戻金は0になりますから 最初から解約返戻金を無くし、その分保険料を安くした商品は合理的で良いと思います。

また保障額というのは子供の成長、教育費の貯蓄額によって年々減らすことが出来ます。普通の定期保険を自分でその都度減額していくか、逓減定期や家計保障(収入保障)保険という年々保障額が減少していく定期保険を利用するかで、より合理的な保険の掛け方が出来ます。

定期保険の見直し

普通の定期保険を自分で減額していくか、1年ごとに更新・見直しの出来る定期にするか、あるいは家計保障(収入保障)定期を利用するか、エクセルで必要保障額の推移とあわせて保険料がどうなるか計算しました。

(あまり差はありませんが)ウチの場合は、家計保障(収入保障)定期が安かったです。 ただ、どんどん保障額が減っていくのはなんだか心配。何事もなく貯蓄も順調で行けばよいのですが、夫が大病したりすると新たな保険にはすぐには入れませんし、保険料も割高です。

また必要保障額も、子供が小学生〜高校生までは減り方が緩やかで、保障額が一直線にがんがん減っていくタイプだと、途中、保障額が不足する期間があります。そこでベースを終身保険と共済で作り、子供が独立するまで家計保障(収入保障)保険の逓増型を組み合わせることにしました。

こうすると一定額以上は保障額が減らないし、逓増型は減り方が緩やかで必要保障額のカーブにだいたい合わせることが出来ました。初期の保障額が若干増えましたが・・・。

●逓減定期保険
年々、保険金が減少していく定期保険。逓減の仕方は商品によってバラエティがあります。子供の教育費やローンの保障に使われることが多いです。

●家計保障(収入保障・家族収入)定期保険
保険金がお給料のように毎月受け取れる定期保険。(定額型は一定の保険金額、逓増型は毎年数%ずつ金額の上乗せがある。)夫に万一の場合、公的保障の差額から月いくらあれば生活できるかイメージしやすく、生活費の保障として使われます。 保険金額が少なくなりますが、一括して受け取ることも出来ます。(保険会社によって違いますので確認して下さい。)ウチの場合、この保険を逓減定期の意味合いで使っています。

●共済を一部組み入れた理由
掛け金が一律の共済は、ウチの夫のように40代だと割安で保障が厚いので、60才までの保障の上乗せとしては最適と思いました。 また保険金の支払いが早いと言われているので。

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