衣服費の節約
衣類を洗濯する前に
布地を傷めないためには手洗いが一番なんですが、そんな労力も時間もありませんよね。(昔、一人暮らしの最初の頃は洗濯機が無くて手洗いしてました。一仕事でした。)
まず、基本的なことですが白物と色物は分け、デリケートな物はネットに入れます。色の鮮やかな子どもの洋服やカジュアルな服は、色あせ防止のために裏返しにします。プリントや飾りのついている物も裏返します。ファスナーのついているものは閉めます。
Tシャツの衿ぐりやトランクスのゴム部分が伸びるのがイヤでTVに出ていた方法など試してみましたが、今はネットに入れて洗ってます。多少は伸び防止になるようです。
洗濯時間と洗剤の量
洗濯機の標準コースはウチの場合8分になっていますが、そんなに汚れていないので4〜5分くらいに減らします。 部分的な汚れは、あらかじめ石けんでこすっておきます。
ためすすぎ2回、脱水時間は2〜3分にしています。入れる洗剤の量は指定量より少なめにしています。色物の洗濯には漂白剤は入れません。
洗濯物を干す時
ウチは乾燥機は無いので外干しです。(あっても多分あまり使わないと思います)干す時は白くしたい物(シーツやYシャツ、下着のTシャツなど)は太陽の当たる所に干し、色あせして欲しくない物は、裏返しのまま直射日光を避けた場所に干します。
靴下はゴムの付いている履き口をピンチで留めます。(ゴム部分は水分で傷みやすいので早く乾かすため) シーツは縦半分に折り、蛇腹にたたんだ状態でピンチハンガーに干しますが、シーツの端の部分をピンチで留めます。(傷みやすい真中部分に糊がたまるように)場所がある場合は物干し竿にも干しますが、やはり真中部分が下になるように干します。
クリーニング代の節約には形態安定
夫のYシャツは全部、形態安定加工がしてあるものです。クリーニングに出さなくても家で洗えてノーアイロンで済むなんて、「形態安定」を開発した人はエライ!
シャツの延命手術
シャツって長く着てると衿の首があたる部分がすりきれてきますよね。でも衿の裏側はきれい。だから衿をはずして付け直すんです。はずす時はリッパーで丁寧に、付ける時はしつけをかけて、ミシンをゆっくりかけます。これでまた着れます。
そして裏返してつけた衿もすりきれて来た場合は、衿を取り外して衿なしシャツにしてしまいます。最後は身頃を枕カバーにリフォーム。
同じ靴下を買う理由
靴下は同じ物をずらりと揃えています。どれか片方が破れても、これならどれを履いてもOK。もちろんちょっとの穴は繕います。
太ったり痩せたりしない
これって大事ですよね。ワタシは独身時代の服はちょっと窮屈になってしまいました。もったいないのでダイエット中。でも甘い物ってやめられない・・・。
シミには紅茶染め
お気に入りのセーターやシャツの胸に取れない小さな茶色いシミが点々・・・なんて経験有りませんか。自然素材のものだったら「紅茶染め」をダメもとで試してみては。
このセーター(毛80%・ナイロン20%)縮むかなと思いましたが、大丈夫でした。少し風合いは落ちましたが、何とも言えないいい色になって大満足!シミもまったくわかりません。コットンや麻は色が定着しにくいので紅茶液は濃い目に。
服はあらかじめ、ぬるま湯に通しておきます。充分大きな鍋にティーバッグを数個入れ、濃い目の紅茶液を煮出し、色どめに塩を溶かします。服を投入して、ぐらぐら好みの色に染まるまで煮ます。(ムラにならないよう気をつけて)染まったら色が出なくなるまで水でよくすすぎ、軽く絞って形を整えて陰干しします。