保険の見直し

見直しのきっかけ

ある日、生命保険会社から1通の通知が届きました。現在の夫の保険が数ヵ月後に更新を迎え、定期部分と入院特約部分の保険料がアップする内容です。 「とうとう来たか!面倒くさ〜い」というのが正直な気持ち。でもこの際ですから、根本的に考えました。

夫40代サラリーマン、妻パート主婦、小学生の子供2人。持ち家でローン無しの家庭です。 今回は夫の生命保険と終身医療・終身がん保険の検討で、その他の保険はレポートしておりません。

また保険に求めるもの、ライフプランは各家庭それぞれだと思いますので、ウチの保険の掛け方は(あまり一般的でないので)ご参考までに留めて下さいね。

保険を選ぶにあたって、今回我が家は
・公的保障を柱に、保険は自分の安心できる分でよい(あとは貯蓄等で備える)
・ケチなので掛捨てはなるべく減らしたい
・できれば教育費や老後資金にも使える保険の掛け方をしたい
という方針で選びました。

ウチはローンが無いので、保険料はある程度負担しても、掛捨ての少ない保険中心に選びましたが、 若い世代の方達でこれからマイホームの為に現金を貯めたい、保険料は低く抑えたい、 という方は掛捨て中心となるでしょう。

保険料が掛捨てとなる保険と、掛捨てでない(解約返戻金の有る)保険のメリット・デメリットを知って選択、組み合わせていき、 「結婚」「出産」「住宅購入」「子供の独立」「定年」など、ライフステージごとに見直せば良いと思います。

●掛捨ての保険(定期保険など)
・月々の支払う保険料が安い。
・解約返戻金は無いか、有ってもわずか。
・保険会社が破綻した時の影響が少ない。
・保険商品の乗り換えがし易い。

●掛捨てでない保険(終身保険など)
・保険料は高いが、解約返戻金が有る。
・保険料の払い忘れによる失効の心配が無い。
・保険会社が破綻した時の影響が大きい。
・予定利率が低い現在のような時の契約は、無配当の商品や固定の予定利率で長期契約の商品の場合、インフレリスクがある。

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